更新日:2008年10月20日 (月) 2:24
 
  

■【速報】日本の大野修聖がブラジルの6スターで3位の快挙。レイティング47位!

 

2008年10月14日(火)よりブラジルのサンタカタリーナのイタジャイで開催されていたASP-WQS6スターイベント「Maresia サーフインターナショナル」が日本時間10月20日(月)午前2時過ぎに終了。日本から唯一参戦している大野修聖が、ラウンドオブ96から出場し、セミファイナルまで勝ち上がり、見事に6スターイベントで3位入賞を果たした。ラウンドオブ48をトップ通過を果たしたWQSレイティング65位の大野は、続くラウンドオブ 24でも、コーリー・ジームス(AUS)にカウントバックでトップ通過。ラウンドオブ16からはマンオンマンとなり、リッキー・バスネット(ZAF)と対戦。ヒートのほとんどをリードされていたマーだったが、終了3分前に逆転し勝ち上がった。ファイナルデイの波はマッシーな2ー3フィートのコンディション。

そして、ブラジルのハレー・バティスタとのクオーターファイナル。スロースタートとなったヒート。バティスタはバックハンドのビッグフローターで5.33をマークしてヒートをリードする。2本目もエア気味のフローターで4.00をマーク。良い波を掴めないマーは大きく引き離されてしまう。マーは、ヒート中盤に入りバックハンドでようやく3.83をマークするも、その差はなかなか縮まらない。残り時間も10分。逆転に必要なのは6.16。マーはまたもバックハンドで4.40をマークし追い上げる。4.94で逆転だ。残り時間5分。完全にライト狙いのマーは続けて波に乗る。それが5.27をとなり大逆転。さらにラストライドで8.00というハイスコアをマークして大差でセミファイナルへ勝ち上がった。

そして、ハワイのダスティン・バルカとのセミファイナル。開始同時に波に乗ったバルカは4.17をマーク。その後両者とも波に乗らない。マーがセットのレフトでビッグなフローターをかけるがタッチダウンに失敗。中盤バルカはライトの波でチューブライドを決め、5.83をマークし、大きくマーを引き離す。マーも対抗してきれいなセットのレフトに乗り、鋭いリエントーを決め、そのヒートのハイスコアとなる7.67をマーク。逆転に2.23と迫った。しかし、バルカも黙っていない。3本目の波できれいにエアを決めて6.83をマーク。その差を4.99と広げる。バックアップの波を探すマー。残り時間5分を切り波に乗るがスコアが出ない。そこに形の良いレフトが入るが、優先権はバルカ。彼はバレルを見つけて、チューブに姿を消すが出て来れなかった。もし、あの波をマーが乗れていれば、きっと逆転出来ていたのではないだろうか。マーのラストウェイブはバックハンドでインサイドまで乗り継ぐも点が伸びず、そこまで。非常に悔しい敗退だった。しかしセミファイナルで破れたが6スターで3位入賞という素晴らしい成績を収め1875ポイントと賞金U$4,500を獲得した。この成績は日本人初だろう。レイティングも47位となった。サーフィンでは完全に互角の勝負だっただけに本当に残念だったが、トンネルの先に明かりが見えて来た感じがした。

今回、大野修聖にとっての3週間のブラジル6スター3連戦。初戦はラウンド3敗退、これで2戦が終了し、残すはあと1戦。10月21日からサンパウロでスタートする「6スターイベントOnbongo Pro Surfing」に出場予定だ。世界を目指してブラジルで頑張っているマーにエールを送ろう。 大野修聖オフィシャルブログーhttp://ameblo.jp/blog-mar/

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マルシオ・ファニー、ジャノ・ベロ、アディルトン(ジュート)・マリアーノ


 

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