更新日: 2008年2月25日 (月) 16:39
■ASP MEN'S WORLD TOUR■
第1戦クイックシルバープロ
ゴールドコースト・pres. by LG
■2008年2月22日-3月5日■ゴールドコースト、オーストラリア■photo:ASP COVERED IMAGES■#1■#2■#3■

■2008年ASPワールドツアー開幕。
 
■ビード・ダービッジ(AUS)
 
■スレーター(USA)は順当にラウンド3へ ■ミック・ファニング(AUS)
【現地2008年2月23日土曜日、クーランガッタ、オーストラリア】待ちに待ったASPメンズワールドツアー2008がスタートした。本日からスナッパー・ロックスをベースにウエイティング・ピリオドに入った「クイックシルバープロ・ゴールドコースト・プレゼンテッドバイ・LG」はASPメンズ・ワールドツアー第1戦。

昨日は、このメインイベントのスタートを前に男女共16名のサーファーによるトライアルがそれぞれ行われ、タヒチのタマロア・マコーム(PYF)とカリッサ・ムーア(HAW)が優勝して本戦出場のワイルドカードを手に入れた。そして、ラウンド1はスナッパーの南側に隣接するデュランバー・ビーチのクリーンな2-4フィートのコンディションで、現地時間午前8時にスタートした。
 
■デーン・レイノルズ(USA)
 
    ■ルーク・マンロー(AUS)


2008年のワールドツアーを占う上でも、注目の開幕戦。その初日をトップスコアでセンターステージに立ったのは、ルーク・マンロー(AUS)だった。彼は、クイックシルバープロに参加しているローカル・サーファーの中では目立たない存在かもしれない。しかし、マンローは9.50の本日のベストスコアと、トータルヒートスコアでもトップの17.50をマークして、ツアー・ルーキーのデーン・レイノルズ(USA)とダミアン・ホブグッド(USA)をラウンド2へと追いやった。

「僕は、ちょっとしたギャンブルは気にならないタチなんだ。だから今日もそうだった」とマンローが言った。「僕はアウトで、デーンがスコアするのを見るはめになったけど、自分が裏から見たのは全部フィンが見えていたよ。彼が波の上で何をやるか、結構ビビってた。だから、そんな奴に刺激されて、いつもより気合いが入ったのかもね」昨年、ルーキーとしワールドツアーに参加したマンローだが、ラウンド3へ勝ち上がれたのは1度だけ。昨年のツアー順位は45人中41位。彼は今年WQSからリクオリファイしたのだ。「去年は本当に辛い1年だった」とマンロー。「僕にとってのルーキーシーズンで、自分のシードはケリー(スレーター)、ジョエル(パーキンソン)、タジ(バロウ)というサーファーたちとラウンド1や2で必ず戦う事になっていた。だから、今年のスタートを上手く切り抜けることが自分にとって重要なんだ」

ASPワールドチャンピオンで昨年のクイックシルバープロの優勝者であるミック・ファニング(AUS)をはじめとする、このエリアを本拠地とする「クーランガッタキッズ」と呼ばれるジョエル・パーキンソン(AUS)とディーン・モリソン(AUS)の3名のサーファーは、
いとも簡単にラウンドアップを果たした。3名全員がこのイベントで優勝しており、ファニングだけが2度優勝している。「僕たちはいつも、ここでサーフィン出来て本当にラッキーだ。そして、勝利で1年を始められれば最高だよね。」とファニング。「良いスタートが出来ればプレッシャーはなくなる。そして、自信のレベルは上がるのさ。昨年も良いスタートを切りたいと願っていたけど、最後にこの初戦の優勝が自分を助けてくれた。誰もがゼロからのスタート。僕が世界タイトルをホールドするためには、ヒートを勝ち上がるしかない。僕はただ、そこに全力を注ぐよ」とファニングは言った。

その他に、昨年のハワイの最終戦で優勝したビード・ダービッジ(AUS)は、好調さを伺わせるサーフィンを見せた。また、8XASP世界チャンピオンのケリー・スレーター(USA)も順当にラウンド3へ駒を進めている。一方で3X世界チャンピオンのアンディ・アイアンズは、フランスのミッキー・ピーコンに破れラウンド2を強いられ、昨年のワールドツアー2位のタジ・バロウ(AUS)、カリフォルニアのボビー・マルチネス(USA)とテイラー・ノックス(USA)、ハワイのブルース・アイアンズ(USA)とブラジルのヘイター・アルヴェスとエイドリアノ・デ・スザ、オーストラリアのカイ・オットンとダイヤン・ネヴはラウンド1を1位通過でラウンド3へ勝ち進んでいる。。

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