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2006年05月16日 (火) 0:00
更新
■最愛の息子15才のマシューを失ったショーン・トムソンからの手紙
70-80年代にかけて活躍した南アフリカ出身のサーフィン界のスーパースター、ショーン・トムソン(55歳)。彼は15才になる息子マシューを不慮の事故で失った。ショーンは世界に向けて彼の手紙と写真を配った。下記はそれを翻訳したものである。ここに彼等に哀悼の意を表し、慎んでマシュー君のご冥福をお祈りします。
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私たちの愛する15才の息子マシュー・トムソンは、ダーバン(南アフリカ)で2006年4月24日月曜日の夕方に男子生徒のいたずらで尊い命を失った。翌日予定していた初めてのラグビーに興奮して電話で話していたマシュー。そして、どれだけ私たち両親のことを愛していてくれているかを話してくれた彼の話が、南アフリカと仕事でカリフォルニアのサンタバーバラにいた私と電話で交わした最後の語だった。彼は、最近南アフリカの私が通っていた学校(クリフトン)に入学した。私の素晴らしい妻カーラは、彼女の人生における全てを、マシューと彼のおかあさんであることに一番のプライオリティーとして捧げて心から楽しんでいた。彼は学問も優秀で、常に笑顔を絶やさず、温厚で暖かい性格、いたずらのセンスもピカ一で、いつも楽しい仲間たちに囲まれていた。
彼は、サーフィンが好きだった。ダウンヒル・バイクのライディングも好きで、とにかく早く滑ることがが好きだった。私は彼に自転車のフロントフォークを買ってあげた。彼はそれを本当に喜んでくれた。「お父さん。これで長い間、マニュアルが出来るよ」マニュアルとはウイリーの状態でペダルを踏まずにダウンヒルする技のこと。彼は、技術とバランスを生まれつき備えていたにちがいない。彼は、水泳と水球が好きだった。そして、ボディ・サーフィンでハワイのワイメアベイの物凄いショアブレイクも一緒に経験した。(中省略)
以下の作文は彼が最後の月曜日に書いたもの。妻と私は、彼の残した美しいことばを世界中にいる我々の友人と共有したい。まだ幼かったマシューは、我々がなぜサーファーが好きなのか。なぜサーフィンを愛しているのかを本能的に理由を知っていた。そして、アロハとリスペクトの間の微妙な相互作用を理解するだけの感性を持っていた。妻カーラと僕の彼を失った悲しみは、海より深く空より大きい。あなたの子供をきつく抱きしめて。そして、もっともっと強く抱きしめて。毎日、毎分、毎秒、あなたのすべてで子供たちを愛してほしい。彼らの話を聞きなさい、そして、彼らから学びなさい、そして、彼らに正しい道を教えなさい、そして、我々から、それらが全てが克服できるものだと彼らに教えてほしい。
我々の愛と心からの悲しみとともに。
ショーン&カーラ・トムソン
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「おとなになること」マシュー・トムソン
ディープ・インサイド・バレル 。
完全に僕自身と調和して、それ以外は何もない、風が強く吹いて、スピッツが僕の後ろをたたいている。僕の手は壁を撫でるように引きずっている。前方には光が差している。僕の長い髪は風になびいて、足はサーフボードのパーフェクトな場所にあった。前屈みになるにつれて、バレルは閉じはじめて来たけど、どんどんスピードアップしている感じだった。足の限界までうずくまり、そして、それから僕は歓声が上がるラインナップへプルアウトした。体は幸せと喜びでゾクゾクして、やっとリスペクトとされた気分だった。
僕は、再び自分のボードでパドルアウト。右を向くと友達のケオニが見えた。彼等は自分の方へパドルして来る。僕の喜びに溢れた気分は彼等が来るや否や消えてしまった。僕は口を閉じて本当にビビっていた。彼は僕の前で止まって、僕に手を上げた。ハッと思って身をかわした。ぶたれたかと思ったけどそうではなかったんだ。目をゆっくりと開いて手を出すと彼が堅く手を握った。それはリスペクトのサインだった。僕は彼の目をじっと見つめ、僕らは一言もしゃべらずに一緒にポイントまでパドルして行った。その瞬間は、どんな言葉でも説明出来ないほどパワフルだった。それからシーズンの終わりまで、僕は自分が乗りたいと思うより多くの波に乗ることを許されたんだ。僕はこれまで「仲間」になることを想像すらできなかった。でも僕は友達になった。そして永遠に。それが僕が大人になった日なんだ。
■2006年クイックシルバーISAワールド・ジュニアはオーストラリアが団体優勝

ISAワールド・ジュニア・サーフィング・チャンピオンシップ2006が、2006年5月6-14日ブラジルのマレシャスで開催された。コンテストは、3つのクラスに分類され、U18ガールズ、U18ボーイズ、U16ボーイズで開催。最終日の現地14日は各クラスのファイナルが行われ、オーストラリアのジュリアン・ウィルソンとオーエン・ライト、フランスのポーリーン・アドが新しいジュニア世界チャンピオンに輝いた。また、オーストラリアがワールド・ジュニア・チャンピオンの団体総合優勝した。
ファイナルデイは8日間のベストサーフと言える5-6フィートのパワフルなコンディション。Under 18のボーイズ・ファイナルは、早くからリードするオーストラリアのウィルソンと南アフリカ、ダーバンのトップガンであるジョディ・スミスによる素晴らしいバトルが展開された。二人は巨大なフローターとリエントリーで勝負。スミスはビッグなエアリアル・リバースマニューバーで8.33を記録し、逆転を狙ったが一歩及ばず、2位に甘んじた。そして、3位にはオーストラリアのケーレブ・レイド-ボウキス、第4位にフランスのジェレミー・フローレスという結果となった。
Under 16のボーイズ・ファイナルでは、オーストラリアのオーエン・ライトが、ヒート序盤からブリリアントな波を捕え、2位以下の対戦者をコンビネーション・シチュエーションへと追いやりダントツの優勝。また、Under 18のガールズ・ファイナルは最後の最後までもつれ、それまでリードしていたオーストラリアのサリー・フィッツギボンズをフランスのポーリーン・アドが大逆転でジュニアチャンピオンの座に付いた。
トータル・ポイント・スコアで争われる団体は優勝が6,292ポイントのオーストラリア、2位がフランス(5,029)、3位にブラジル(4,688)、前回のチャンピオンチームのハワイが4位(4,626)、5位に南アフリカ(4,560)、6位にアメリカ(3,948)という結果になった。今回、日本からはU18に関本海渡(湘南西) 小山渚(徳島) 槙野明弘(静岡伊豆) 黒澤賢一(千葉銚子)、U16に井上達貴(茨城南) 黒越太気(徳島) 高橋健人(千葉東) 田中海周(徳島)、U18Girlsに 橋本小百合(北海道) 今村カレン(高知)が代表として参加したが、日本の総合順位は27ケ国中12位だった。次回開催は2007年5月にポルトガルで予定されている。
ホームページ:http://surf.quiksilver.com/2006/isa/
または日本サーフィン連盟のページで日本人選手の活躍がチェックできる
■ASP-WLCは今年、コスタリカで開催
第13回ラビット・ケカイ・インターナショナル・ロングボードサーフィンクラシックは、6月21-29日、コスタリカのボカバランコで開催される。今回のラビットのハイライトは、ロングボード史上最高賞金総額でロングボード・メンズ世界チャンピオンを決定する。このASPに認可されたワールド・ロングボード・チャンピオンシップは、ガイ・タカヤマ・ノーズライディング・チャレンジ、ウイメンズオープンプロ/アマ、メンズ・アマチュア・コンペティションと同時開催される。
■スリランカのASPーWQSイベントがキャンセル、モルディヴが4スターに。
ASPのスリランカWQSイベントは内政不安のために中止された。しかし、メイン・スポンサーはモルディヴ・イベントを4スターにアップグレード。このイベントのクロージングデイトは延ばされたが、参加人数は144名に限られている。また上記のように6月21-29日、コスタリカで行われる第13回ラビット・ケカイ・インターナショナル・ロングボードサーフィンクラシックにおいてメンズワールドロングボードチャンピオンシップを開催決定。ニューキーウイメンズイベントは、スポンサーとしてノキアを失い3スターに格下げされた。
See the full schedule at www.aspworldtour.com

■ドライブスルー南アフリカ。
大好評のドライブスルー・シリーズ第6弾は南アフリカ編。今回はドノヴァン、ベンジー、パットのレギュラー陣に加え、ネーザン・ウエブスター、マイク・ロスネスとサーフレジェンドのマーティン・ポッターまで参加しての、2週間の素晴らしい南アフリカ旅行。しかも旅行用の移動住宅車を使って。また、ドライブスルー・バディのスレーターとはベストJベイに遭遇。それだけでなく、パーフェクトなレフト・ポイント・ブレークのスーパーシャーキーな秘密スポットまで発見したらしい。発売が今から楽しみだ。
■ダスティン・クイゾンがトラッソルズ優勝
4月25日ー29日、カリフォルニアのローワートラッソルズで行われた、WQS・4スター「ボディグローブ・サーフバウト」でハワイのダスティン・クイゾン(HAW)がWQS初優勝で賞金1000ドルを獲得した。ファイナルの最初の4分で、ダスティン・クイゾンは形の良いビッグセットで9.17をマーク。そのまま勝利を手にした。「誰もがサーフィンのレベルを押し上げた」とクイゾンが言った。「常にハードにサーフするよう心掛けたんだ。ハワイのために優勝出来て本当に嬉しいよ。」とコメント。今回日本からは高梨直人、中村昭太、田嶋鉄兵、田中樹らが参戦したが、 R128で田嶋鉄兵が4位敗退で81位、田中樹が3位敗退で65位という結果に終わっている。
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