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2006年09月20日 (水) 17:57 更新

■ムンダッカが戻ってくる。

昨年、地形が悪化したためにキャンセルされたビラボン・プロ・ムンダッカが、今年フォスターズASPメンズ・ワールド・ツアー第10戦として10月2,3日から14日まで開催されることが正式に発表された。

スペインのバスク地方にあるパーフェクト・レフト「ムンダッカ」。この世界屈指のブレイクで毎年行われていた「ビラボンプロ・ムンダッカ」は昨年、その河口ポイントの砂が流されてしまい、ハイクオリティなコンディションを約束することができないと判断して中止を余儀なくされた。

今年1月にスケジュールに組み込まれていたが、ASPとライセンス・スポンサーのビラボンがサンドバンクのフォーメーションを密にモニタリング。最終的にドリームツアーを行うに相応しいコンディションであると判断し、今年のコンテスト開催が正式に決定された。1999年のイベント開始から、マーク・オクルーポ(Aus)、ケリー・スレーター(USA)、アンディ・アイアンズ(Haw)、シェーン・ドリアン(Haw)、ルーク・イーガン(Aus)が、このスペインで優勝している。




■サーファー・ポール・アワード決定。ケリー&ソフィアのペアが2年連続受賞


2006年9月13日、カリフォルニアのアナハイムにあるグローヴシアターで、今年のナンバーワンサーファーを人気投票で決定する第34回「SURFER Poll&Video Awards」の表彰式が開催された。今年のメンズ・ウイナーは、3年連続でケリー・スレーター、ウイメンズはソフィア・ムラノヴィッチが2年連続受賞した。ケリーとソフィアのペアでの授賞は2年連続。惜しくも2位で授賞を逃したのはアンディ、3位がロブ・マチャド、4位がブルースで5位がマルチネス。このマルチネスは、目覚ましい活躍を見せたサーファーに送られる「ブースト・ブレイクスルー・パフォーマー」賞も獲得した。

また、ビデオ・オブ・ザ・イヤーにはリリースされたばかりのデーン・レイノルズの「ファースト・チャプター」が授賞。デーンは「男性ベストパフォーマンス」賞も受賞した。その他のビデオアワードは、「女性ベストパフォーマンス」賞に「ソフィア-ドキュメンタリー」のソフィア・ムラノヴィッチが授賞。彼女のムービーは「ベスト・ドキュメンタリー」賞も授賞している。そして、ワーストワイプアウト賞はギャレット・マクナマラ、ベストチューブ賞はネイザン・ヘッジが受賞した。詳しくは サーファーマガジンのホームページをご覧下さい。 ■結果フォトギャラリー 写真提供Surfermag.com Kelly Slater :photo courtesy Surfermag.com









■サーフィンカメラマンの巨匠、ウォーレン・ボルスター逝く。


ハワイのカメラマン、ウォーレン・ボルスターが9月6日水曜日、亡くなった。59才であった。多くの名作をこの世に残したボルスターは、70年代初頭にサンディエゴでコマーシャル・サーフィンフォトグラファーとして仕事を始め、その後サーフィンマガジン、サーファーマガジンで活躍。代表作品のひとつにボードカメラの作品が有る。これはサーフボードに取り付けたカメラを陸から操作してサーフボードに乗っているサーファーを背後から撮影するというもの。その他にもヘリコプターからサーファーを撮影するなど、彼は新しいアングルを常に探し求めていた。またボルスターの作品は、サーファーズジャーナル発行の「マスターズ・オブ・サーフフォトグラフィー」の第3弾「ウォーレン・ボルスター」に収められ、さらにスケートボード界に於いても確固たる地位を築いていた彼の「レガシー・オブ・ウォーレン・ボルスター、マスター・オブ・スケートフォトグラフィー」という本も発刊されている。











■「レッドブル・タイフー」ビッグウェイブ・プロジェクトのビッグチューズデイ


オーストリアのRed Bull社が開発した微炭酸のドリンク「レッドブル・エナジードリンク」。彼等の企てた新しいプロジェクトは、新し大波を捜し地球を旅し続けるオーストラリアのベテランのビッグウェイブサーファーのロス・クラーク・ジョーンズが日本の台風で大波を捕まえようというものだった。ロスは、和歌山の日本を代表するビッグウエーブサーファーとして知られる堀口真平親子をオーガナイザーに迎え、2度の世界チャンピオンのトム・キャロル、ブラジルのカルロス・ビューレ、ハワイのイアン・ウォルシュ、ジュン・ジョーなどの経験豊富なトゥインサーファーたちに声を掛け、ザ・デイを待った。

そして、ハワイ諸島南東沖に発生した熱帯低気圧が、日本に向かって発達し5日後の8月21日にハリケーンとなった。その名を「IOKE 」。27日には日付変更線を越して台風12号とイオケは呼び名を変えた。希に見るスーパー台風にプロジェクトはゴーサインを出した。メンバーは直ぐさま召集され日本へ向かった。

彼等は、日本のサイクロンがプロデュースする最大で最も危険な波を捜して、その波に乗ることに成功した。最も波が大きくなった9月5日の火曜日、夜明け前から波をチェックしていた彼等は、想像以上に波のサイズが大きくないことを察知。しかし、ウネリの方向が変わったことに気付きイーストサイドの「死の棚」で新たな波を見つけた。常に15フィートのサイズをキープするそのレフトブレイクは、時折18ー20フィートのセットが入って来た。それは日本でこれまでにサーフィンされた最大の波かもしれない。詳しくはwww.redbulltaifu.comで。物凄い映像が配信されている。必見。Ross Clarke Jones : photo courtesy RedBullTaiFu.com








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