
■地元太東の意地をみせ、佐藤英進がノーズライドマスターとなる。

タニーサーフノーズライドマスターズ
9月9日(日)
千葉県いすみ市岬町 太東ポイント
特別協賛/タニーサーフ
サイズ/腰
風/南西 オフショア
タニーサーフノーズライドマスターズが9月9日に千葉県いすみ市岬町、太東ポイントにて行われた。このコンテストはjpsaのスペシャルイベントとして、ノーズライディングのスタイルや技術などを競う、独自で新しいジャッジ方式が採用された初のノーズライディングイベントとなった。ちなみにjpsa協力のもとプロサーファーによるノーズライディングコンテストが開催されたのは今回が2回目。今大会は当初は9月7日に大会が予定されていたが、台風9号の接近にともない、9月8日、9日に行われたジャパンプロサーフィンツアー2007 ロングボード第5戦 RealBvoice ALL JAPAN PRO のファイナル終了後に開催された。当日は晴天に恵まれ多くのギャラリーが大会会場をおとずれた。
コンテストディレクターのケニー・イズミ氏考案による公式コンテストレギュレーションは、ヒート時間は4分。マキシマム3ウェーブ。ベスト1ウェーブのタニーサーフノーズライドマスターズの特別ルールが採用された。1ヒートは1名。1人ずつ演技を披露。ジャッジ基準は、ノーズライディングの技術点、ストップウォッチによるタイム測定、そしてスタイル、芸術点の3つの要素が採点。これら得点に一般から選ばれた一般審査員の特別点が加算され、ノーズライドマスターの称号を競われた。
波のコンディションは腰ぐらいのノーズライディングに最適なコンディション。長いライトハンダーと短めのレフトハンドの太東堤防脇ポイントのノーズライディングに一番適したポイントにてコンテストはスタート。参加人数は34名。jpsaプロサーファーの中から、ノーズライディング自慢の精鋭達のみがエントリー。ヒート時間はわずか4分。短い時間の中でいかに、上手くショルダーの長いオープンフェイスな波を掴むかが、高ポイントを上げるためには重要な要素となった。選手の中には波を選びすぎて、ヒート中一本もライディングが出来ない選手も現れるほど、ノーズライディングするためには、波の選択がいかに重要であるのかを知らしめることとなった。
そのような難しいコンディションのなか、ヒート中盤に優勝候補筆頭の小川徹也プロ、瀬筒裕太プロなどが惜しくも入賞を逃す結果になる大波乱の展開。そんななかでも、日本を代表するノーズライダーは手堅く良い波をつかみ、予想通り、見事入賞をはたした。上位入賞者はインサイドまで3セクションを乗り継ぐロングライディングですばらしいパフォーマンスを見せてくれた。目立ったところでは、湘南のノーズライドマスター中村清太郎は 小さめの波を選び、短いセクションでハングファイブから得意のスタイル入りのハングテンを見せて高得点をマーク。
鵠沼の宮内謙至はセットの波でハングファイブからハングテン。波がクローズアウトする前に上手くステップバックしてクローズアウトセクションもメイク。ハングテンでの距離が高得点につながった。同じく鵠沼のノーズライドマスターの吉田泰はセットの波でハングファイブからソウルアーチ入りのハングテン、そしてハングファイブでクローズアウトのホワイトウォーターに消えるが、どうにかこらえて、ワイプアウトを防ぎメイク。高ポイントをゲット。地元太東の尾頭信弘はバックサイドの長いハングファイブからスタンスをスイッチしてハングファイブ。そしてスタンスをもどしてハングファイブで超ロングライディングをメイク。ハワイ出身、現在は千葉御宿在住のユージン・ティールはセットの切れた波でハングファイブしながらポケットより缶ビールを取り出しソウルアーチで飲み干し、特別審査員より高評価を得る。ビールを飲みながら3セクションを乗り継ぎ、ビールを完飲。観客の大声援をうけた。(今回はエキジビションマッチなので、よい子の皆さんは決してまねしないでください)
上位入賞者では、湘南鵠沼の石塚晃はハングファイブからカットバック、ハングファイブと乗り継ぎノーズ360、ヘリコプターターンを決めて高ポイントをマークして3位入賞。ハワイ出身の若干17歳喜納元輝は長いバックサイド5から10.そしてハングファイブでインサイドまでノーズに足をかけたまま進み2位をゲット。そして栄えある栄冠に輝いたのは、地元太東の佐藤英進。セットの切れた波でハングファイブからハングテン、カットバックを交えハングファイブからスイッチしてスイッチのステップバック、その後もインサイドでもノーズライディングを交えたライディングで見事優勝。栄えあるタニーサーフノーズライドマスターズの栄冠を獲得。地元太東の意地をみせタニーノーズライドマスターの称号を地元に死守して、初の試みであるタニーサーフノーズライドマスターズは幕を閉じた。
大会結果
優勝 佐藤英進、2位 喜納元輝、3位 石塚晃、4位 ユージン・ティール、
5位 尾頭信弘、6位 吉田泰、7位 宮内謙至、8位 中村清太郎
更なる情報はhttp://www.jpsa.com/でご覧下さい。
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