更新日 2005年12月8日 (木) 12:03




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【12月7日水曜日】

クラークフォーム問題はますます混乱の一途をたどっていて、特に今ハワイはASP軍団も集まってるし、色んなサーファーたちがたくさんボードをオーダーする時期で、タダでさえブランクスが不足がちなのに、9割がたの需要を満たしていたクラークフォームが営業をやめちゃったわけで、シェイパーたちは寄ると触ると、ブランクスどうする? どうした? と情報交換に忙しい。

シェイパーはみんなオーダーを入れられるだけ入れていて、本当にそれだけの数のブランクスが入荷しちゃったら困っちゃうぐらいのオーバーオーダーをみんながしている。トイレットペーパーの買占めみたいな雰囲気あるね。

1日1000本近く生産していたクラークフォームが供給停止、イコールポリエステルのオーダーボード文化は終了なのか? みたいな話もあって、パニックはエスカレートし続けている。

こちらでは、このニュースが新聞とかにも出ていて、取引先にはゴードン・クラーク自ら、会社を閉めた月曜日の朝にファックスで事情を説明したようだ。事情が事情だから営業再開の見通しはまったくなく、クラークフォームはもう永遠におしまいという事。

誰か他の人があらたにフォーム制作を始めなければフォームの供給再開はないだろうけど、これを期にクラークの影でちんまりやっていた零細ブランクスメーカーが大活躍しそうだ。それまで営業にやってきても見向きもしなかったシェイパーたちが今、この零細フォームメーカーを押さえにかかっている。

頼みのオーストラリア産ブランクスは需要オーバーで、これ以上の供給は無理とすでに宣言済みだから、こっちのシェイパーたちは国内産フォーム確保に必死になるわけだ。

日本だと、ブランクスは輸入会社が輸入してて、みんながそこから買ってるわけだけど、ボードメーカー困るだろうな。突然商売ができないわけだから。


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