更新日: 2008年2月25日 (月) 15:35




デイリー・フローASPASP-JAPANyuki's WCT OUTLOOKSIDE RIVER



現地2月25日月曜日

波が小さいのでキャンセル。ようやくのんびり、ってわけにも行かないんだな。締め切りの迫った原稿3本抱えてるし、ブログもあげなきゃならないし、ネット環境も今ひとつ整わないし。

さて、先日お世話になった北川邸に宿泊しているおねぇさん方とともに、なんかおいしいもの食べに行こうよ、ということになって、あーみお勧めのこの辺じゃ最もネタがいい、という回るすし屋に行った。その名もO-Sushi 日本語表記ならお寿司。も、まんまやないけ。ま、このあたりにはカリフォルニアのようなシリアスな日本のおすし屋さんってのが見当たらなくて、スシトレインとか、ま、回る系の、日本のすし屋にはないロール系盛りだくさんのすし屋ばかりなのだが、それにしても日本食屋の増え方がハンパじゃない。オーストラリアでも人気あるんだな、和食。

サーファーズパラダイスが近づくにつれて、メニューも日本語みたいな、より日本っぽい和食屋と、より怪しい、ジャパニーズフードと英語で書いてあるのに、看板がハングルとか、の両極端に別れる感じ。サーファーズパラダイスに比べればこの辺はよりイナカなので、まだそういった2分化は進んでいないように思える。

このほかにもASPインターナショナルのオフィスの下、ラビット・バーソロミューが連日通うというトップヌードルとか、チャチャとか、寿司、和食系の店は昨年よりやたら増えていて選び放題のようだ。トップヌードルはこの期間中一度は行かなくちゃ、と思っている。何しろツアーマネジャーのレナト・ヒッケルとかASP関係者が会うたびに何で行ったことないんだよ、あんなおいしいところ、とかうるさく絶賛する店だからね。ま、あの人たちの絶賛だから、そんなに期待するべくもないわけだけど、話を聞いているとちょっとおいしそうなので、食いしん坊としてはぜひ出かけてみようと思う。

▲マンゴーとサケで巻いた一品
▲ブルースと彼女
▲波が小さいのでキャンセル。
▲ビード

▲マルちゃんスマイル


で、おねぇさん方といったO-Sushiでカリッサ・ムーアに会った。カリッサはハワイなので、他のエリアの選手よりもずっと日本食になじみがあるだろうから、いてもぜんぜん不思議じゃないけど、みんな好きだな、日本食。やっぱりね、コンテスト会場周辺の日本食屋ってのは選手との遭遇率高いな。基本的にはこの辺ではマグロ、サケ、えび、はまち(みたいなもの)、たまごあたりでネタをまわしているところが多く、ま、その辺を食べとけば問題はない。しかし、それがただの握りじゃ、つまんないわけで、郷に入っては郷に従えで、それらのネタのアレンジもの、日本のすし屋では絶対にお目にかかれない組み合わせがまた楽しかったりする。サケとクリームチーズ、マヨネーズ、とんかつの寿司、てんぷらの寿司、レタスやにんじんなんかの野菜だけの寿司、アボカド、もう何でも来いだ。でもね、食べてみるとそれはそれでおいしいわけで、文句はないです。ハイ。この店は盛り付けもきれいで、見た目が大変によろしい。確かにネタは、この辺じゃかなりいいと思う。

日本のすし屋のカウンターに座るって感じで行っちゃ元も子もないけど、私けっこうああいうジャンクな、っていうか、洋風の回る系、嫌いじゃないです。焼き鳥もおいしかったし。ま、最後に無理言ってイクラの軍艦作らせちゃったけど。

ここにはああいうよくあるロールもののアレンジでもひとつだけ、うわ、これは初めて見たなってのがあって、それはカリフォルニアロールっぽいロールをマンゴーとサケで巻いた見た目もきれいな一品。それが回ってきた時には、すでに腹パンパン(ロールものってそんなに食えないじゃん)だったので、私は食べなかったけど、おっかなびっくり食べてたおねぇさん方の意見は、いや、これ意外にアリです、とのこと。

日本から出て行って海外で成長する寿司文化。ツアーの中で何軒もそういう輸出後の寿司を食べ歩く私だけど、ここはなかなかオリジナリティあふれる羽目のはずしぶりで、また行こうかなと思う店のひとつだった。大会関係者10%オフだったし。


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