更新日: 2008年06月03日 (火) 15:00




デイリー・フローASPASP-JAPANyuki's WCT OUTLOOKSIDE RIVER


▲終始ケリーのペース

▲スタート直後に波を取ったCJがミス


現地6月3日火曜日

朝7時半スタート、11時半終了。
波は4-6フィートのオフショア、けっこうきついオフショアなのでバンピーフェイス。曇り時々晴れ、時々雨。優勝ケリー、2位CJ。
  ▲ケリーの9度目のタイトルは固いと思う。

これで終われたらな、ブログも楽なんだけど。終わっちゃダメでしょ? 終わりたいな今日は、この辺で。何しろ朝からボートにいて雨に打たれたりして、風は強いし、表彰式は雨の中だし。なんか、朝からずっとびしょびしょで、オバサン疲れちゃったよ。 う〜ん、あまり頭が回らないので何書こうかなぁ、って感じなんだけど、順当だったね。

ビード、タジはタジが安定して波をメイクして7点台2本をそろえて無難に勝った感じ。ボビー、ケリーは出だしはロースコアだったけどボビーが先にいいセットを捕らえて仕掛ける展開。セットのいい波でフロントのタイトリップを繰り返し、9.17をマーク。しかし2本目が3点台と2本揃えられない。ケリーは6点台2本。ケリーは6.18必要でボビーを追う立場になった。そこでパッタリ波が止まる。

ケリーが勝てなかったときはここで波が来ないというのが負けパターンなんだけど、このヒートでは最後に来ましたね。チューブとリップで8.23と逆転。ま、この波がくるあたりのツキが今シーズンのケリーにはある。実力もツキも味方してる。
ファニング対CJは一方的、なんかね、この試合ではCJすごく場慣れてる感じかな。試合もフリーサーフィンも、安心して見てられる感じっていうか、さも簡単にエクセレントライドを重ねる。

QFで一番微妙というか禍根を残した感じなのがスーザ対パーコ。ペースはスーザペースだったのだけど、終盤、インサイドの小さいながらもウソでしょ、みたいなチューブをメイクしたパーコちゃんが逆転。しかし最後の波でスーザが再び逆転、しかも僅差。しかも昨日同様、私たちフォトボートからのジャッジでは逆転はない、みたいな微妙な結末。フレッド戦、パーコ戦と最後に微妙な逆転劇を続けたスーザは今日も絶叫しまくりだった。しかし、セミでCJにやられる。セミのCJはたぶんあれが今日の彼のピークだったかなってぐらいの出来。9.87、7.77と一方的にファイナル進出を決めた。

ケリーが9点台の波を見つけ始めたのはセミのタジ戦から。9点台2本を決めファイナルへ。ファイナルのケリーCJはスタート直後に波を取ったCJがミス。ここからなんとなく流れがケリーになってしまった。セットの中のベストの波はふたりとも逃したりしていたのだが、ケリーの取っている波のほうが良かったように思う。ふたりが乗らなかったセットの3本目が一番良かったわけだけど。それでも8点台2本をそろえて、終始ケリーのペースで今シーズン3勝目。トップ45ではまだケリーしか優勝してない、って現実が続くことになった。

もうね、9度目のタイトルは固いと思う。4試合終わって2位のパーコちゃんとの差は1000点だけど、アジャスティングになることを考えると。実質的にはもっと離れている。なにしろね、11試合中4試合終わって、トップ45の誰もケリーに勝ててないわけだから。


トップページへ戻る▼ トップページへ戻る

 

 ■ご意見、ご感想はこちらまで。■
 Copyright Surfmedi@.1999-2008 当サイトに掲載されている写真、 及び全ての原稿の無断転載を禁じます