更新日:2007年1月29日 (月) 1:20
 
■ASPーWQS4スターイベント
モンスターエナジー・パイプラインプロ
プレゼンテッドバイ・ビラボン■
 

■2007年1月27日-2月10日■バンザイパイプライン、ハワイ■photo:ASP■#1■#2■#3■final

■パイプラインプロがスタート。深川、松岡がラウンドアップ


▲最高点のペルーのマルパチダ
▲カウアイの16才、アレックス・スミスがパーフェクト10
▲敗退したヒーリー
【現地2007年1月27日土曜日、パイプライン、ハワイ】2月27日からゴールドコーストで開幕するASPーWCTを前に、そのエリートツアーを目指す2部リーグとも言えるASPーWQSは2007年のシーズンがスタートしている。そんな中で、常夏のハワイでもASPーWQS4スターイベント「モンスターエナジー・パイプラインプロ」がスタートした。

今回の出場選手で注目されるのは、昨年の優勝者であるカリフォルニアのロブ・マチャドをはじめ、ワイルドカードで出場するビッグウェイバーとして知られるハワイのシェーン・ドリアン。その他にパイプラインのエキスパートであるジェイミー・オブライエン、マクア・カイ・ロスマン、パンチョ・サリバン、イアン・ウォルシュ、デレック・ホーといった強者がエントリーしている。

また、この大会は毎年、日本人が多くエントリーし、素晴しい成績を残している大会でもある。昨年は大野修聖が9位、2005年にも大野修聖が7位入賞を果たし、小川直久が9位入賞。2004年には大野仙雅が13位、堀口真平が17位と多くの結果を残しているのだ。そんななかで今年は牛越峰統、小川直久、小川幸男、蛸優樹、高貫佑麻、田中樹、田中譲、遠田真央、仲野仁人、深川達哉、堀口真平、松岡慧人、山田恭平、脇田貴之といった14名のサーファーがエントリー。
▲高貫佑麻
▲パイプがオン

年末に行われるWCTイベント「ビラボン・パイプラインマスターズ」のトライアルともいえるコンテストなので、パイプのスペシャリストには非常に気合いの入るところ。そんなコンテストに日本人サーファーがどこまで喰らい付くか注目したい。

大会1日目の朝は、雲一つ無い快晴に恵まれ、クリーンな4−8フィートのコンディションの中、ラウンド1のヒート16までが終了。しかし、ナショナル・ウエザー・サービスの予報では、これから3、4日はパイプラインでサーフィンは不可能になるだろうとの事。接近するストームの前兆のように、午後からオンショアが吹き、コンテストは中断を強いられた。明日から3日間は、強いオンショアで40フィートのクローズの状態か続く予報だ。

今日のラウンド1では、予想外の展開がいくつか見られた。なかでもカウアイの16才、アレックス・スミスと、24才のペルーのアルバロ・マルパチダというパイプラインでは未知数の2名のサーファーが素晴しいパフォーマンスを見せた。スミスは、ヒート終了間際にパーフェクト10をマークし、マルパチダは本日の最高ヒートスコアとなる15.75をマークして,ラウンドアップした。一方で、パイプでのパフォーマンスには定評のあるマーク・ヒーリーと元イベントチャンピオンであるトム・ドスランドの2名のサーファーは、首尾一貫しない波に苦しめられ、オンショアでチューブライドのチャンスを失い敗退した。

今日出場した日本人サーファーは、深川達哉、高貫佑麻、松岡慧斗の3名。2位でラウンドアップしたのは深川と松岡。高貫は惜しくも3位で敗退した。シードされている山田恭平、小川幸男、蛸優樹、田中譲、遠田真央は、次のラウンドオブ128から出場。ラウンドオブ96には小川直久、牛越峰統、脇田貴之、堀口真平、仲野仁人が登場。田中樹はラウンドオブ64に登場する。

一方、30日からブラジルで行われるWQS6スターイベントのモーマイプロに、日本から田嶋鉄兵、ダレン・ターナーが出場予定。続いて2月6日から行われる5スターイベントのハングルーズプロには田嶋、ターナーに加わり、大野修聖も参戦する。その大野修聖は2月27日からオーストラリア、ゴールドコーストで開催される、WCTのトライアルに出場する予定だ。世界を舞台に頑張る日本人サーファーを応援しよう。



  ASPジャパンのサイトで大会情報を日本語で配信中。
更なる情報はwww.billabongpro.com


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