2005年にパターチアは、レイティング14位に入りルーキーオブザイヤーを受賞した。しかし、2007年のツアー終盤にはリクオリファイが微妙な立場だった。そして2008年もスロースタートで、スナッパーの開幕戦を欠場、ベルズで17位、チョープー(タヒチ)では最下位という成績だ。「スナッパーの最初のイベントを欠場したことは大失敗だった。負傷したんだ」とパターチア。「それがスロースタートを招いた。最悪のシードになって、ハイシードの選手と当たり続けるんだ。でもやっと、この33位17位というエリアから抜けれた。少なくとも9位は目指したいね。でも、それでは満足ではないよ。初のASPワールドツアーイベント優勝を目指して勝ち上がっていきたいんだ」 ASPワールド・チャンピオンに君臨しているミック・ファニング(AUS)は、最高ヒートスコア16.90を記録した。彼は今日の午後、クラウドブレイクの極めて少ないバレルの1本をメイクして、パーフェクトに近い9.97をマークした。「本当にスロースタートだったよ。最後まで多くのスコアがなかった。自分は最後の10分で上手くやれてラっキーだったよ」とコメント。 ラウンド3のヒート8は、元ASPワールド・チャンピオンであるケリー・スレーター(USA)とマーク・オクルーポ(AUS)のノスタルジックなヒートだった。オクルーポは、昨年引退したが、ワイルドカードとして出場。2008年のグローブ・プロ・フィジーでの彼の最後のヒートをサーフィンしていた。「オッキーとサーフィンすることは素晴らしい」とスレーターが言った。オクルーポは、終盤のスローヒートの中でプライオリティーを放棄し、彼のリードする機会を彼の相手に手渡しスレーターに負けた。「苦闘だったね」とスレーター。「自分は7.3でスタートしたが、その後にスローな展開となった。ヒートの終わりに、彼は1つの波にパドルしてプライオリティーを失った。そのあと自分は理由は分からないが波にテイクオフし、彼に再びプライオリティーを渡してしまった。そこでセットが来た。彼には選択の余地があったが、最初の波を選んだ。でも次の波の方が良かったんだよ」 スレーターは、ラウンド4でディフェンディング・チャンピオンのダミアン・ホブグッド(USA)と対戦をする。 肩の怪我で前回のタヒチのイベントを欠場したホブグッドは昨日、ラウンド3でルーク・マンローの膝の怪我による欠場からラッキーな不戦勝となった。そして、海に戻れた彼は興奮していた。「確かにルークが欠場して不戦勝となったのは助かったよ」とホブグッド。「でも、しばらくサーフィンをしていなかった自分としては、ヒートでサーフィンをしてリズムを作り勢いをつけられた。だから、あのヒートは本当に嬉しかったのさ」 グローブ・プロ・フィジー・ラウンド4: Heat 1: ビード・ダービッジ(AUS)対 ルーク・ステッドマン(AUS) Heat 2: ティム・レイズ(USA)対 タジ・バロウ(AUS) Heat 3: ボビー・マルチネス(USA)対 エイドリアン・バカン(AUS) Heat 4: ダミアン・ホブグッド(USA)対 ケリー・スレーター(USA) Heat 5: ミック・ファニング(AUS)対 ダイヤン・ネイヴ(AUS) Heat 6: クリス・ワード(USA)対 C.J.ホブグッド(USA) Heat 7: ジョエル・パーキンソン(AUS)対 パンチョ・サリヴァン(HAW) Heat 8: フレデリック・パターチア(HAW)対 エイドリアーノ・デ・スーザ(BRA)
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