09Billabong Surfing Gamesコンテストリポート

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更新日 2009-10-05 | 作成日 2009-01-26  

ビラボンサーフィンゲームス
磐田市長杯ーラインナップCUP

次世代を狙うグロムサーファーから、ビギナー、シニアサーファー、そしてプロサーファーまで。様々なサーファーが参加し、満足できるコンテストを目指す「BILLABONG SURFING GAMES」がスケールアップして帰って来た。昨年からスタートした「ビラボンサーフィンゲームス」は今年、ムラサキスポーツ、サーフィンライフ、そしてタカラトミーなど多くのサポートを受け、国内3戦となり、全国から多くのコンペサーファー達が集い、大盛況で無事3戦が終了した。

そんな「ビラボンサーフィンゲームス」の第一戦「磐田市長杯ーラインナップCUP」が7月4、5日、静岡県豊浜海岸で行われた。コンテストには、プロサーファーの堀口真平、小川幸男などを含む、全国から総勢  人のエントリーを集めた。会場には、地元浜松餃子をはじめ、多くの露店、サーフボード試乗ブースなどが立ち並び、国内最大級のアマチュア・コンテストを盛り上げていた。

十分な波のコンディションの中、注目を集めたのが、三重からエントリーの仲村拓久未。彼は中学1年生 とは思えない程、しっかりとしたトラックを刻み、スモールサイズにてこずるプロサーファー達を倒し、プロアマクラスを制覇した。

ガールズクラスでは、昨年優勝の水野亜彩子がプロ資格を獲得し欠場の中、ハワイからエントリーの前田マヒナが貫禄のライディングを披露し、日本のガールズサーファー達との違いを見せつけ優勝した。

スペシャルクラスでは、千葉からエントリーの稲葉玲王が優勝。トップアマの稲葉玲王はプロアマクラスを制した仲村拓久未とは同級生で、拓久未とは全く違ったセンスを持ち合わせ、今後更にパワーが加われば、世界に通用するサーファーになることだろう。

そして、ロングボードクラスでは千葉を拠点にする脇本道雄、オープンクラスでは湘南からエントリーの浜瀬海がそれぞれ優勝し、最終戦への切符を勝ち取った。

夜には、Jr.DEEのライブが行われ、潮風に吹かれながら最高の時間を過ごした。そして2日目には、ビラボンチームのサポートによる体験スクールなどが行われ、アマチュアの大会とは思えない盛り上がりを見せた熱い2日間が終了した。

磐田市長杯ーラインナップCUP大会結果

プロアマクラス
優勝:仲村拓久未 11.33 2位:黒越太気 11.00
3位:切詰英利 10.70 4位:早稲田暁生 8.36
ショート スペシャルクラス
優勝:稲葉玲王 12.33 2位:新井洋人 11.00
3位:安井拓海 7.04 4位:藤井幸二 6.27
ショート オープンクラス
優勝:浜瀬海 11.10 2位:高松海斗 8.33
3位:柴秀雄 5.64 4位:森川裕平 4.44
スペシャルジュニア
優勝:安井拓海 10.00 2位:山中海輝 8.00
3位:平井宏輔 6.53 4位:栗田海  5.43
ショート ウィメンクラス
優勝:前田マヒナ 7.93 2位:村松莢香  6.66
3位:田代凪沙 5.87 4位:松下智香子 4.77
ロング メン
優勝:脇本道男 13.67 2位:元場聡志 10.73
3位:安部 淳一 9.77 4位:松井 雄樹 9.67
ロング ウィメン
優勝:小西琴江 7.34 2位:塚本たみこ 5.16
3位:森 律子 4.27 4位:長谷綾乃 4.00
ベストライディング賞
小川 幸男 
新井 洋人
ベストジャッジ賞
永田 哲

KIDSサーフィン体験スクール

子供6.jpg

7/5 静岡県豊浜海岸で行われた09Billabong Surfing Gamesで、チームBillabongサポートによるKIDSサーフィン体験スクールが行われました。一人でも多くの子供達がサーフィンを通じて、すばらしい自然にふれあうことを目的としたこのイベントに多くのグロメッツ達が参加しました。

プロサーファーやトップアマチュア達のアドバイスにより、一度でテイクオフできる人が続出。心配そうに見つめるお父さん、お母さん達とは対象的に、
楽しそうに何度もチャレンジする子供達や、泣きそうになりながらもチャレンジする子供など、サーフィンを全く知らない子供達が多く参加。何度もプッシュを繰り返すビラボンライダー達はクタクタになりながらも楽しそうなグロメッツの姿を見て、一緒に楽しんだ。

もっとこのようなイベントが増えればサーフィンを知らない子供達に、自然とのふれあい、サーフィンの楽しさを知ってもらえる事をみんなが実感した。チームビラボンをはじめ、参加した子供達の最高の夏の思い出になったことでしょう。サポートいただいだサーフボードメーカーさんに感謝です。