僕は、[トム]カレンとポッツ[マーティン・ポッター]の二人が3勝しているのは知っているけど、4つ目はワイルドカードではなかったと思う」。スレーターは今、ジョエル・パーキンソン(AUS)とビード・ダービッジ(AUS)の世界2位、3位とのレイティングのリードを広げた。「これは良い感じだよね。3回のコンテストに出るのと同じくらい多くのポイントの差があるよ。そしてタヒチは切り捨てる。僕にとって、その状況はラッキーだね。C.J.も結果を手に入れた。ここまで彼は良い結果を持っていなかったからね」
今日のファイナルは、2005年のイベントのリピートのようだった。その時と同じように破れたC.J.ホブグッド、フィジー・ファイナルのリーダーボードには、スレーターが2対0だ。「我々が戦った、その2005年のファイナルの波は、レストランツで、より大きくてより激しかった」とスレーターが言った。「予想されるより、はるかなビッグスコアがあったね。今日は8ポイント台を2本揃えれば勝ち上がれた。クラウドブレイクは非常に大きい舞台。ファイナルでは、いくつかの良い波があったのに我々は捕まえられなかった。いくつかの9ポイントの波があったし、多分10.00の波も2本ぐらいあった。我々は、そのスポットにいなかったんだ」
2001年のASPワールド・チャンピオンであるホブグッドは、今回の結果でレイティング12位から6位にジャンプアップした。しかし、2位という結果は、タヒチを3位でフィニッシュしていた彼には、複雑な心境だ。彼と彼の双子の兄弟ダミアンは、パシフィックレッグでビッグリザルトをスコアすることで知られている。スレーターは、グローブ・プロ・フィジーで、この兄弟二人を倒した。「2試合連続で優勝する機会を逃してしまって、そのことが受け入れられない」とホブグッド。「ケリーは自分のサーフィンをやった。彼に対して、より良い波を捕える必要があることを知っているのに、僕はより良い波を捕えなかった。誰も乗らなかった2本の波があった。僕がその波に乗っていたら違っていただろうね」
ホブグッドは、彼の今日の敗退が彼自身の理由だけでなかったということを知っている。スレーターの今季3勝目は、9度目のASPワールドタイトル獲得のために、彼をエクセレントなポジションに置く。「今年ツアーで彼を倒したものが誰もいないんだ」とホブグッド。「僕は彼にストークしたよ。そして、僕は良いサーフィンが出来て嬉しかった。でも他の選手全員が僕にファイナルで勝って欲しかったのは分かっていた。彼等をがっかりさせたよ。僕には3勝が必要。他の選手もそうさ。そこには大きな穴があるけど、それは可能なんだよ」とコメント。世界のベスト・サーファーは、7月10-20日、ジェフリーズ・ベイに再び集結する。
グローブ・プロ・フィジー最終結果:
Final: ケリー・スレーター(USA)16.67
C.J.ホブグッド(USA)13.27
グローブ・プロ・フィジー・セミファイナル
ヒート1:
ケリー・スレーター(USA)18.70
タジ・バロウ(AUS)12.84
ヒート2:
C.J.ホブグッド(USA)17.64
エイドリアーノ・デ・スーザ(BRA)13.87
グローブ・プロ・フィジー・クォーターファイナル
ヒート1:
タジ・バロウ(AUS)14.60
ビード・ダービッジ(AUS)12.73
ヒート2:
ケリー・スレーター(USA)14.27
ボビー・マルチネス(USA)13.67
ヒート3:
C.J.ホブグッド(USA)17.50
ミック・ファニング(AUS)6.84
ヒート4:
エイドリアーノ・デ・スーザ(BRA)13.00
ジョエル・パーキンソン(AUS)12.66
Top 10 ASP World Tour Rated Surfers after the Globe Pro Fiji:
1. ケリー・スレーター(USA)4010
2. ジョエル・パーキンソン(AUS)3072
3. ビード・ダービッジ(AUS)3050
4. エイドリアーノ・デ・スーザ(BRA)2808
5. タジ・バロウ(AUS)2762
6. C.J.ホブグッド(USA)2728
7. ミック・ファニング(AUS)2721
8. アンディ・アイアンズ(Haw 2606
9. エイドリアン・バカン(AUS)2474
10. ボビー・マルチネス(USA)2428
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