チーム・オーストラリアが、5年連続クイックシルバーISA WJSC金メダル。新井洋人が4位の快挙(1/28)

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更新日 2011-01-10 | 作成日 2009-01-26

チーム・オーストラリアが、5年連続クイックシルバーISA WJSC金メダル。新井洋人が4位の快挙(1/28)

2010年1月20日(水)〜1月28日(木)ニュージーランド・ピハビーチ

australiawin600.jpgTeam Australia  ISA/Craig Levers

【現地2010年1月28日】ニュージーランドのピハビーチにて行われたISA世界ジュニア選手権「クイックシルバーISAワールド・ジュニア・サーフィン・チャンピオンシップ」が終了。アンダー16でオーストラリアのマット・バンティングと、ガールズでタイラー・ライトが優勝、2ディビジョンを制したチーム・オーストラリアが、5年連続クイックシルバーISA WJSCの金メダルを獲得した。

昨日までハワイを15ポイント差で追いかけていたオーストラリアだったが約1000ポイントも差を付けて見事大逆転で勝利を掴んだ。5038ポイントのハワイが2位、4958ポイントのアメリカが3位、日本は3105ポイントで10位に入った。オーストラリアの勝利は、クイックシルバーISAワールド・ジュニア・サーフィン・チャンピオンシップが始まった2003年の8年前から数えて6度目のチーム・タイトルでもある。

3フィートのコンディションで行われたファイナルデイ。最初のファイナルはアンダー16。オーストラリアのマット・バンティングは、初のISAワールド・タイトルを手に入れ、ワールド・ステージに彼の名前を刻んだ。15歳のバンティングはトリッキーなコンディションで際立ったサーフィンを見せた。そして、バーティカル・バックハンドの集中砲火で8.30と7.60を手に入れ、ファイナリストとなったアメリカのジェイク・ハルステッド(11.6)、ハワイのコア・スミス(10.40)、日本の新井洋人(10.24)を15.90で抑えて金メダルを獲得した。





明日の日本を担う新井洋人にとって、ここは旅の通過点にすぎない


hiro.jpg Japan's Hiroto Arai

このアンダー16で日本の新井洋人は、日本人として初めてISA世界ジュニア選手権のファイナルに進出し4位入賞を果たした。新井洋人は日本のサーフィン界の歴史に刻まれた。ノースナラビーンで1月16日まで行われていたビラボンASPワールド・ジュニア・チャンピオンシップでも17位で日本人最高位を記録していた洋人は、その足でニュージーランド入りした。

ASP-WJCで活躍した選手が、そのまま参加しているケースが多かった今回のISA世界ジュニア選手権。コンテスト前半はハードなコンディションで苦戦を強いられたが、冷静な試合運びと、しっかりとしたサーフィンでハイスコアを出し、洋人は勝ち続けた。ファイナル前半は、各選手ともスコアが伸びない試合展開。そんな中で、オーストラリアのマット・バンティングは、5.76、7.60というスコアを揃えリードした。

洋人は中盤、ライトを掴み、クリティカルセクションを巧みに操り、6.50をマーク。一度はトップに躍り出たものの、バックアップを見つけることが出来ず3位へ。終盤に差し掛かり、4位だったアメリカのジェイク・ハルステッドが見せたスピードに乗ったビッグマニューバーの演技に6.60がコールされ、洋人は4位に転落。そのまま無情にもタイムアップのホーンが鳴り響いた。

明日の日本を担う新井洋人にとって、ここは旅の通過点にすぎない。彼は、このまま帰国せず、オーストラリアで開催されるASPのプロジュニアに参加する予定になっている。帰国は3月上旬。12月からオーストラリア入りし、アダム・メリングやスチュアート・ケネディといったトッププロとのトレーニングを積んだ洋人。そして、人生で決して忘れることのできない素晴らしい経験をしたノースナラビーンとニュージーランド。一段と精神的にもタフになり、サーフィンスキルにも磨きがかかった新井洋人は、新しい年のスタートともに新たなサーフスターの誕生を予感させる。


逆転に次ぐ逆転でタイラー・ライトがガールズ優勝。



今回21カ国が参加している「クイックシルバーISAワールド・ジュニア・サーフィン・チャンピオンシップ」のアンダー18ガールズで、熾烈なタイトル争いをしたのはハワイのアレッサ・クイゾンとオーストラリアのタイラー・ライト。 ASPワールド・ツアー・イベント最年少勝者であるライトは、ファイナル終盤に逆転に次ぐ逆転でクイゾンを抑え、2年連続のジュニアタイトルを手に入れた。

「世界のトップに立った感じがします。最高レベルのコンテストで2年連続です。本当にハードなファイナルだったので、結果に本当に満足しています。このイベントは本当に素晴しいです。来年も参加したいですね」ファイナルを終始リードしていたのはライトだった。しかし、ヒート終了間際にクイゾンはエアリアルを決め大逆転に成功。このままヒート終了かと思った瞬間に、今度はライトが、まさかの8.60をスコアして、ガールズ・ジュニアタイトルを手に入れた。


ブラジルのガブリエル・メディーナは圧勝

1.jpgBrazilian Gabriel Medina


アンダー18のファイナルは、ブラジルのガブリエル・メディーナ、タヒチのタマロア・マコーム、オーストラリアのジョルディ・ワトソン、サウス・アフリカのベイリック・デ・ブリースの戦いとなった。しかし、ファイナルは完全にブラジルのガブリエル・メディーナの独り舞台。ファイナル前半から徐々に調子を上げ、中盤から8ポイント以上のスコアを5本もスコアしたメディーナ。他の選手を全員コンビネーションに追い込む完勝だった。リパチャージからファイナルまで勝ち進んだメディーナは、ビラボンASPワールド・ジュニア・チャンピオンシップでも優勝候補とされていたが3位を強いられ、今回ノースナラビーンでの屈辱を晴らした。とにかく、エアリアル・マニューバーの得意な選手で、ファイナルではエア360を見事に決め、パーフェクト10と9.90のトータル19.90は圧巻だった。

また、オリンピック・スタイルのISAスペシャル・タッグチームイベント「アロハカップ」でも、チーム・オーストラリアが優勝。フランスが2位、南アフリカ3位、ハワイ4位という結果になった。


※現地からのリポートなど、 詳しくは日本サーフィン連盟のページをご覧下さい。


オフィシャルサイト  http://www.isaworldjuniors.com/