五十嵐カノアがNSSAナショナル・チャンピオンシップスで優勝(7/5)

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更新日 2011-01-10 | 作成日 2009-01-26

五十嵐カノアがNSSAナショナル・チャンピオンシップスのボーイズクラスで優勝(7/5)

男子オープンはカイマナ・ハキアス、女子オープンはレイキー・ピーターソン優勝。

1.JPGphoto:t.igarashi
【ハンティントンビーチ-現地時間2010年7月4日】カリフォルニアのサウス・ハンティントンビーチ・ピアで開催されていた2010年NSSAナショナル・チャンピオンシップスが終了。全米ナンバー1サーファーを目指す強豪選手が顔を揃えたボーイズクラスのファイナルで素晴しいパフォーマンスを見せた五十嵐カノアが優勝。念願の全米タイトルを獲得した。

五十嵐カノアは、カリフォルニアのサンタモニカ生まれ。日本人の両親のもと3才でサーフィンを始めたカノアは、流暢な英語と日本語を話し、今回のコンテスト会場となったハンティントンビーチに住んでいる。

日本でもTVや雑誌で紹介される注目のサーファーである12才のカノアは、アメリカのNSSAで1シーズンに30回という最多優勝記録を保持。そして、今回念願の全米タイトルを獲得したのだ。

今回カノアが獲得したNSSAナショナル・チャンピオンシップス・ボーイズクラスの歴代チャンピオンには、ケリー・スレーターをはじめ、コリー・ロペス、クリス・ワードなど。このタイトルが世界で活躍するトッププロへの登竜門であることが理解出来るはずだ。

また、オープンメンズでは、ハワイのカイポ・ハキアスの息子であるカイマナ・ハキアスが、コナー・コフィンの追撃を振り切って優勝。オープンウイメンズでは、レイキー・ピーターソンが優勝した。

アメリカのアマチュア・サーフィンにおける最高レベルの組織とされるNSSAは、アメリカ全土で80を超すコンテストを開催、その決戦大会がNSSAナショナル・チャンピオンシップスである。メンバーの多くが学生から構成されているため、アソシエーションに加わる必要条件の1つに良い学業成績を維持することを求められる。


2010年NSSAナショナル・チャンピオン:
男子オープン・チャンピオン:カイマナ・ハキアス
女子オープン・チャンピオン:レイキー・ピーターソン
ジュニア・オープン・チャンピオン:ケアラ・ナイヒ
ボーイズ・オープン・チャンピオン:カノア五十嵐
ロングボード・オープン・チャンピオン:ショーン・トンプソン
ミニグロム・オープン・チャンピオン:ジョン・メル


オフィシャルサイト:http://nssalive.com/


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