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更新日 2010-01-26 | 作成日 2009-01-26

ビラボン・プロ・ジェフリーズ・ベイで激しさを増すASPワールド・タイトル・レース。

ビラボン・プロ・ジェフリーズ・ベイ
ASPワールド・ツアー第5戦
スーパーチューブス、ジェフリーズ・ベイ
2009年7月9日 - 19日

ASPワールドツアー第5戦ビラボンプロ・Jベイが、7月9日よりウエイティングに入る。南アフリカのジェフリーズ・ベイで行われるビラボンプロは、世界屈指のハイパフォーマンス・ウェイブによるアフリカで最も名声あるサーフィン・トーナメントである。

今シーズン開幕から3戦連続で17位となり、ランキング25位という成績を強いられていた9X世界チャンピオンのケリー・スレーター。その彼が前戦のブラジルでキャリア通算41回目の優勝をしたことにより、ランキングは9位に急浮上し、ASP世界タイトルレースが激しさを増してきた。

ここまでトレードマークの猛烈なドライブ感を忘れていたスレーターは、ブラジルでの勝利の後、フォーカスは高められ、ダイナミックな新しい角度で今年のASPワールド・タイトル・レースに加わった。

「先週の勝利は、より一層プランを立てる重要性が強調されたね」とスレーターが言った。「ブラジルで今年初めてプランを持っていた。そして、それが上手く行った。時に物事は自分の思い通りにはならないもの。僕が強烈なスーパースタートをしていたならば、多分あまり興味をもたれていないだろう。そして、いま、それを進めることは、より難しいチャレンジである」

このイベントの歴史に残る名高い記録を持っているスレーターは、記録的な4回の勝利(1996、2003、2005、2008)を手に入れて、驚異的な高いヒートアベレージを誇る。そして、従来のパフォーマンス・サーフボードの限界をプッシュしている。

「僕の足下で最も信頼でき、最高と感じるものなら何でも乗り続けるよ。僕は、みんなが乗るものを広げたいんだ。そして、それが上手く使えるならば、それが素晴らしいプラットホームになる。それが間違いだったとしても、大きなミステイクを皆に教えることになるしね。しかし、今シーズンのヒートで、特にゴールドコースト、タヒチは波を捕まえる大会だった。良い波でやる機会がなかったからね。実際に最初のイベントで実験に乗っただけ。タヒチはブラジルで優勝した板に乗った。でも波がなかったけどね」とコメント。

また、今回のビラボン・プロ・ジェフリーズ・ベイは、オーストラリアの神童と呼ばれたマーク・オクルーポと、カリフォルニア・ソウル・チャンピオンであるトム・カレンという永遠のライバルである二人の対決が実現する。

1980年代に活躍した二人のサーファーは、歴史に残る数々の名勝負を演じ、勝敗はトータル16回戦中8勝8敗の引き分け。ビラボン・プロ・ジェフリーズ・ベイでは、これまでで最もエキサイティングな彼らの戦いを提供する。オッキーの強烈なバックハンドが炸裂するのか、それともカレンの完璧なまでに美しいカーヴィングターンが披露されるのか。この二人の戦いにも注目が集まる。


http://www.billabongpro.com/jbay09/