ASPはランキングの1本化。ニュー・レイティング・システム採用へ。

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更新日 2010-01-26 | 作成日 2009-01-26

ASPはニュー・レイティング・システム採用へ。

ASP選手とイベント主催者、経営陣は、2010年以降のプランを発表した。発表された変更点は以下の6項目である。WCTとWQSのレイティングを一本化するというのと、WCT選手の数が減るというのが今後の展開を大きく変えて行く項目となりそうだが、今後、詳細が明らかになってくるのではないかと思う。

1、ワン・ワールド・レイティング・システムへの転換
2、32名のワールド・ツアー選手と4名のワイルドカード
3、メンズとウイメンズ・ツアーの賞金増額
4、ワールドチャンピオン・ボーナス、男性10万ドル・女性3万ドル
5、完全補償型保険と年金制度を含むサーファー手当
6、ASP委員会は、3人のインディペンデント 、2人のイベント側と女性の代表を含む2人のサーファーで構成される。


すべてのサーファー、イベント主催者、経営陣が一丸となって、2010年以降のASPワールド・ツアーをより大きく、より良くするために2009年10月のASPの幹部会議は、歴史的な改善を発動する方向でまとまった。

「ASPを代表し、選手及びイベント主催者のサーフィンというスポーツを発展させようという思いが一本化され、協力的である事を再確信できて、嬉しく思います」とASPインターナショナルCEOのブローディー・カーが語った。

「我々は、ASPの支持を得て世界の最高のサーファーとイベント主催者とともに激しいディスカッションを行った。そして、新しい世代のために、今後も30年間続けてきたワールド・チャンピオンを決定し続けて行く事を誓った」

この先、最初に着手する最も大きな革新は、ASPワールドツアーを再び「ワン・ワールド・レイティング・システム」単一のランキングに戻す事。2010年から、ASPは現在の2リーグ制から1リーグ制に戻すことになり、ASPワールドツアーとASP WQSの両ツアーの成績によって世界ランキングが決まることになる。

そして、2010年のシーズン途中で、ASPワールド・ツアー選手は、現在の45名と3名のワイルドカードの方式から、32名と4名のワイルドカードに変更される。

また、ASPワールド・ツアーとASPウイメンズ・ワールド・ツアーの賞金は、2010年に増額される。ASPワールド・ツアー・イベントのベース賞金は現在の340,000USドルから400,000USドルへ2010年に増加する。そして、10イベントで3,400,000ドルから年間4,000,000ドルまで賞金総額が上がる。ASPウイメンズ・ワールド・ツアーでは、630,000USドルから800,000ドルに2010年に増加。イベント賞金総額の増加とともに、年末のASPワールド・チャンピオンには100,000USドルのボーナス、ASPウイメンズ・ワールド・チャンピオンへ30,000USドルのボーナスが与えられる。

賞金の増加に加えて、ASPは完全補償型保険と年金制度を含むサーファー手当の増加を開始する。


更に詳しくはASPサイトを御覧下さい