ランキングトップの辻裕次郎がファーストラウンドで敗退する波乱の幕開け。

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●JPSAジャパンプロサーフィンツアー2010ショートボード第4戦

第15回 I.S.U茨城サーフィンクラシック
GOTCHA・G-LANDカップ

期日/9月10日(金)〜12日(日) 会場/大洗町大洗
x2_2a3c549.jpg中村昭太
x2_2a3c82b.jpg加藤嵐
x2_2a3ccdb-1.jpg辻裕次郎

photo:S.Yamamoto

カレントリーダーの辻裕次郎がまさかのファーストラウンド敗退。

【2010年9月10日金曜日、大洗】JPSAジャパンプロサーフィンツアー2010ショートボード第4戦「第15回 I.S.U茨城サーフィンクラシック GOTCHA・G-LANDカップ」が茨城県大洗町大洗でスタート。本年度のJPSAも先週の新島でロングボードのグランドチャンピオンが決定し、ショートボードも今回の大洗と最終戦の鉾田のみとなった。

今日は朝5:45から、肩頭の北西のクリーンなコンディションで試合がスタート。予定されていた男子ラウンド1、女子ラウンド1、男子ラウンド2終了後、さらに週末のサイズダウンを考えて男子ラウンド3のヒートのヒート12まで行った。

そして、今日、番狂わせが起き、現在のランキングトップを走る辻裕次郎が彼のファーストラウンドで姿を消した。3位敗退で33位となった辻は開幕戦のバリで3位、2戦の鴨川で優勝。また福島で行われたASPジャパンの2スターイベントでも優勝。JPSA3戦の新島ではクオータで敗退したものの9位となった。

現在ランキング2位の林健太、3位のニック・ミタは、まだラウンド3を戦っていないが、4位小川直久、5位大澤伸幸、6位ジェイソン・シバタ、そして7位に新島で優勝した田中樹といった上位の選手達は順調にラウンドアップしている。

この大洗で、この上位の選手が優勝すると、今シーズンのグランドチャンピオン争いも混戦状態となってくる。ただ、JPSAは最終的に5戦中4戦にアジャストされるシステムがあり、辻は次の最終戦で巻き返せれば、この33位を切り捨てることができる。まだ彼がグラチャンを獲得する可能性は充分にあるだろう。

そして、本日のハイスコアを出した選手は、中村昭太の11.50、加藤嵐の10.90、ジェイソン・シバタの10.50と続く。2008年度最終ランキング4位、2009年度6位の中村は今シーズン、バリで33位、鴨川で7位、新島で33位で現在ランキング16位。この大洗で巻き返したいところだ。

また、今回ロングボードのグランドチャンピオンとなったケコア・ウエムラがエントリーし、ラウンド1、ラウンド2と見事に勝ち上がったが、惜しくもラウンド3で敗退している。

現在のランキングトップを走るのは辻裕次郎。辻は開幕戦のバリで3位、2戦の鴨川で優勝。また福島で行われたASPジャパンの2スターイベントでも優勝。3戦の新島ではクオータで敗退し9位となったが、今シーズン絶好調だ。2位はバリで優勝した林健太。3位にニック・ミタ、4位に小川直久、5位に大澤伸幸、6位にジェイソン・シバタ、そして7位に新島で優勝した田中樹と続く。大澤と田中樹は第1戦のバリが不参加でも現在の順位。最終的に5戦中4戦にアジャストされると、この2名の順位がジャンプアップするだろう。

また、女子はグラチャンの谷口絵里菜がリードしていたが、前回の新島で9位となりランキングが4位に。逆に3位だったルーキーの大村奈央が優勝してランキングトップへ躍り出た。そのあと2位に橋本小百合。今季からツアーに復帰したバッカー麻里衣が3位と続く。今回のイベントは、10 月第一週の茨城鉾田の最終戦への流れを作る重要なイベント。選手達も熱いヒートを繰り広げてくれることだろう。

毎年、イベント的にも盛り上がりを見せる大洗。地域が一丸となって、このイベントに協力している。また今年も盛り上がることは必至。是非会場に足を運んで日本のトッププロサーファー達の熱い戦いを観戦してもらいたい。もちろん、今回もツイッターで現地から情報をアップしてくのでお楽しみに。


コンテストの模様はスポーツ・カルチャー番組専門チャンネルスカイ・A sports+(スカイ・エー・スポーツ・プラス)で放映予定。ホームページではJPSAの無料動画も配信中。放映スケジュールなどはホームページをご確認ください。http://www.sky-a.co.jp/


大会に関する情報は公式ホームページもご覧ください。
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