JPSAショートボード第3戦、ロングボード最終戦「ALL JAPAN PRO 新島」が9月1日からスタート(8/31)

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●JPSAショートボード第3戦、ロングボード最終戦

ALL JAPAN PRO 新島

期日/9月1日(水)〜5日(日)  会場/新島村羽伏浦

JPSAショートボード第3戦、ロングボード最終戦「ALL JAPAN PRO 新島」が9月1日からスタート(8/31)

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JPSA(日本プロサーフィン連盟)は9月1日(水)〜9月5日(日) (9/1-3ショート、9/4-5ロング)新島村羽伏浦において「ALL JAPAN PRO 新島 」を開催する。このオールジャパンプロは、JPSAのショートボード第3戦(男子、女子)、ロングボード最終戦(男子、女子)となり、日本のトッププロが名誉と誇りをかけて集結。ロングボードは、女子の植村未来が最終戦を前にグランドチャンピオンを決めたが、男子はこの新島でJPSAのグランドチャンピオンが決定する。

5月の鴨川マルキ以来となるJPSAショートボードイベント。現在のランキングトップを走るのは辻裕次郎。辻は開幕戦のバリで3位、2戦の鴨川で優勝。また先日福島で行われたASPジャパンの2スターイベントでも優勝し、国内2連勝中で、今シーズン絶好調だ。2位はバリで優勝した林健太。3位にニック・ミタ、4位に小川直久と続く。

また、女子はグラチャンの谷口絵里菜がリード。2位に今季からツアーに復帰したバッカー麻里衣、3位にルーキーの大村奈央、4位に橋本小百合、5位にロングのチャンピオンを決めた植村未来と続く。ショートは男女とも5戦中2戦しか行われていないので、タイトル争いは不透明だが、このあとの次週の大洗、10月第一週の茨城鉾田の最終戦への流れを作る重要なイベントといえるだろう。

ロングは、茨城県は鉾田市のとっぷさんて下ポイントにて開催された第4戦「茨城鉾田プロ」で、ツアーランキング2位でハワイから参戦の喜納元輝が今季初となるツアー2勝目をあげ、2000ポイントをゲット。鉾田をスキップしたランキングトップだったケコア・ウエムラを抜き、喜納元輝がツアーランキング・トップに躍り出た。現在のランキングは喜納に続き、2位に秋本祥平、3位にケコア・ウエムラ、4位に尾頭信弘、5位に宮内謙至と続く。

また、女子では開幕戦のスリランカで優勝し、その後も常に上位入賞を果たしてきた植村未来が、今季2勝目を上あげ、最終戦の新島を前に、初のグランドチャンピオンを決めた。ランキング2位以下の選手に770ポイントの差を付けてトップを走っていた植村は、2位の小熊明美がラウンド2で、3位の古市陽子がセミファイナルで、4位の島尻祐子がラウンド1で敗退するなか、全ラウンドを1位で勝ち上がり、圧倒的な強さで悲願の王冠を掴んだ。

グラチャン争いでクライマックスを迎える男子ロング。

グラチャン争いでクライマックスを迎えるJPSAロング。JPSAは全5戦中、上位4戦のポイント合計で年間ランキングを決定する。現時点で1戦欠場したケコアが3位だが、それをアジャストすると順位が変動する。各選手が現在の最低ポイント以上を今回の新島で獲得すると考え、喜納の一番低いポイントである5位の1220ポイント、秋本の33位の650ポイント。ケコアの0ポイント、それぞれを引くと喜納、ケコア、秋本の順位になる。

秋本は喜納がファイナルに残ると、優勝してもグラチャンは獲得出来ないという状況。秋本がグラチャンを取るためには喜納がセミファイナルで破れ、優勝するしかない。僅差の喜納とケコアは、基本的に上位に入賞した方がグランドチャンピオンを獲得する状況だ。ただし5位7位など同順位となると持ち点が僅かに多い喜納がグランドチャンピオン。ケコアが5位でも喜納が7位で喜納の勝ちと僅差のため獲得ポイントで微妙に勝敗が変わる。正確な数字はJPSAのホームページでご確認ください。

2010ジャパンプロサーフィンツアー・ロングボード・グランドチャンピオンは果たして誰の手に。 新島のオールジャパンは9月1日(水)〜5日(日)開催予定。


コンテストの模様はスポーツ・カルチャー番組専門チャンネルスカイ・A sports+(スカイ・エー・スポーツ・プラス)で放映予定。ホームページではJPSAの無料動画も配信中。放映スケジュールなどはホームページをご確認ください。http://www.sky-a.co.jp/


大会に関する情報は公式ホームページもご覧ください。
LinkIconhttp://www.jpsa.com

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