「ムラサキプロ KITAIZUMI」大会4日目。松岡慧斗がトップスコア。カデットでは大原洋人、ガールズは高橋みなと(8/20)

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ASPジャパンツアー「Malibu presents MURASAKI PRO KITAIZUMI」

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2010年8月18日(水)〜8月22日(日)福島県南相馬市北泉海岸

「ムラサキプロ KITAIZUMI」大会4日目。メンズ・2スターイベントは辻vs大橋、田嶋vs小野というセミファイナルが決定(8/21)

x2_2692e39.jpg東川泰明 photo;YAMAMOTO
x2_2692dc4.jpgカイ・サラス photo;YAMAMOTO

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【福島県南相馬市北泉海岸(2009年 8月21日土曜日)】ASPジャパンツアー「Malibu presents MURASAKI PRO KIAIZUMI」は大会4日目。コンディションは早朝は弱かった風が、昼前頃から強いオンショアとなり面を乱し、選手にハードなウェイブ・セレクションを要求した。

今朝は7:30にファーストコール。8:00からウィメンズLQSのセミファイナルからスタート。その後、カデットのクオーターファイナル、プロジュニアのクオーターファイナル、メンズLQSラウンドオブ16、クオーターファイナル、WQSクオーターファイナルが行われ、最後にチームチャレンジのエキジビションの「Malibu Team Challenge」が開催された。

そしてジュニアは、田中海周、仲村拓久未、新井洋人、小嶋海生、高橋健人、大橋海人、渡辺寛、高橋優人がセミファイナル進出。カデットでは大原洋人、浜瀬海、平井宏輔、粟田海、渡辺寛、安井拓海、仲村拓久未、小林直美がセミファイナルへ駒を進めた。

メンズ・ロングLQSセミファイナルは、喜納元輝vs東川泰明、カイ・サラスvsブレット・ホワイト。ウィメンズ・ロングLQSは宇井初美、島尻祐子、吉川広夏、丹羽美樹の4名がファイナル進出を決めている。

本日の最後にマンオンマンで行われたWQSのクオーターファイナル4ヒートは、どのヒートも白熱した戦いが繰り広げられた。ヒート1ではトリッキーなエアリアルマニューバーを武器に絶好調の辻裕次郎が、ベテランの小川直久の追撃を振り払い、一番乗りでセミファイナル進出を決めた。ヒート2ではジュニアの大橋海人がヒートをリード。対戦相手の高梨直人は終盤残り時間6分で4.25をスコアして大逆転した。しかし大橋海人は終了間際に更に大逆転で勝利を掴んだ。

ヒート3では、イベントMCでも活躍するニック・ミタが小野嘉夫と対戦。小刻みにポイントを稼ぐニックが終始リードしたが、落ち着いてじっくりと良い波を待った小野嘉夫が大逆転でセミファイナルへ。ヒート4は田嶋鉄兵と大澤伸幸の注目のヒート。スタートから大澤が5.25をスコアすると、田嶋も5.75で応戦。さらに田嶋はバックハンドの鋭いリエントリーで5.50をスコアしリードを広げる。大澤もストレートアップのバックハンドで差を縮めるもタイムアップ。昨年の優勝者である田嶋が逃げ切りセミファイナル進出。メンズWQSは辻裕次郎vs大橋海人、小野嘉夫vs田嶋鉄兵という、どちらも好ゲームのセミファイナルが決定した。

明日の最終日のファーストコールは、午前7:00。 7時半スタート予定。コンディションにより、どのディビジョンからスタートするかを決定する。


ASPジャパンツアーとしては、メンズ・スターシリーズの開幕戦となる「Malibu presents MURASAKI PRO KIAIZUMI」は、同時開催で賞金総額5千ドルのプロジュニアシリーズ最終第5戦(ガールズは最終第4戦)グレード 1イベント「MURASAKI PRO JUNIOR Kitaizumi」が8月20日から22日の期間で。賞金総額1万ドルのメンズLQS2スターイベント「Malibu presents SUNS PRO LONGBOARD Kitaizumi」が8月18日から22日まで。賞金総額1千ドルとなるウィメンズLQS 1スターイベント「Malibu presents SUNS PRO LONGBOARD Kitaizumi」が8月19日から22日まで開催される。

4つのイベントを合わせると賞金総額はなんとUSD$41,000に昇り、今回のイベントはASPジャパンツアーでは行われていないウィメンズASPスターシリーズを除けば、全てのディビションが1つのイベントで揃う2010年唯一の一大イベントとなる。注)進行上日程等は波のコンディションにより変更されるケースがありますので、最新情報を公式ページにて確認ください。

メインイベントとなるメンズスターシリーズが開幕戦となる一方で、男女のプロジュニアは、今年よりジュニアのワールドツアーASP WJTシリーズが、10月にバリ島で開幕する日程から、ASPジャパン代表を8月末までに選考しなくてはならず、今回が最終戦となった。

そして、インドネシアのバリ島、オーストラリアのシドニーへの道がここで決定する。ジュニアの選考は、WQSランキングよりもジュニアランキングが優先され、ベスト5の選手がツアーの5戦中、3試合のベストスコアでWJTクオリファイが決定する。

果たしてクオリファイするのは誰か。福島県の北泉で開催されるASPジャパンツアー「ムラサキプロ北泉」は、今シーズン初のメンズスター、ジュニア、ロングボードが 8月18日から22日まで開催される。



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詳細はASPジャパンサイトでもご覧になれます。

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