ASPジャパンツアー・ウィメンズロングボードシリーズ1スターイベント「Malibu Kamogawa Girls Festival」

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ASPジャパンツアー・ウィメンズロングボードシリーズ1スターイベント
「Malibu Kamogawa Girls Festival」

2010年7月17-18日 千葉県鴨川市マルキポイント

植村未来がファイナルで割鞘ジュリを抑え、2年連続優勝(7/18)



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千葉県鴨川市のマルキポイントで開催されていたASPジャパンツアー・ウィメンズロングボードシリーズ1スターイベント「Malibu Kamogawa Girls Festival」が終了。ファイナルで割鞘ジュリを抑え、昨年のイベント・チャンピオンである植村未来が2年連続優勝を決めた。

大会初日に関東地方でも梅雨明けが宣言され、ファイナルデイとなった18日は、夏空が広がった。昨年のイベント・チャンピオンである植村未来は、国内ツアーでショート、ロングとも今シーズン絶好調。昨年の鵠沼海岸で披露したハイパフォーマンスを思い起こさせるような、素晴しい勝利だった。

前日の腰サイズからセットで頭ほどにサイズアップしたファイナルデイ。潮の加減でコンディションは変化したが、一日を通して、コンテスタブルなファイナルデイに相応しい一日となった。

セミファイナルに残ったのは、植村、古市、島尻、割鞘というフランス組。世界戦での経験を生かして、見事なパフォーマンスを日本のファンに披露した。ファイナルでは左奥のレフトを狙った植村に対し、割鞘は正面のライトを狙った。しかし、しっかりとセットの波を掴み、インサイドまで繋いでくる植村に対して、割鞘は思うように点が伸ばせない。結局、7.50と5.00のベスト2を揃え、12.50を集めた植村が圧倒的な勝利で、嬉しい2連覇を決めた。

またボディボードでは、アマチュアでJPBAランキング1位の畠山美南海(ハタケヤマ・ミナミ)15才と、JPPBA初ファイナル進出となった新島出身の佐藤晃子の戦い。前半から切れのある技を繰り出し、リードをしたのは畠山。佐藤もキレのあるエルロロで応戦。佐藤はクロスヒートとなったファイナルを中盤に逆転成功し、そのまま追い上げる畠山を振り切り悲願の初優勝を果たした。

イベント唯一のパーフェクト10をマークした大原沙莉と、大技を何度も繰り出していた奥山千晶は、惜しくもセミファイナルで敗退し、3位となった。

千葉県鴨川市は、美しい海岸線に無数の理想的なサンドバーがクラシックなビーチブレイクを形成する。来年もこの鴨川市のマルキポイントでウィメンズ・トップアスリート達の素晴しい演技が見られることを望む。

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イベント公式ページは、http://www.aspjapantour.com/live/2010/kamogawa/ からどうぞ!

主催:ワールド・サーフィン・プロモーションズ
公認:A.S.P. International Japan Branch(世界プロサーフィン連盟日本支局)JPBA(日本プロボディボード連盟)
特別協賛:MALIBU(サントリーアライド株式会社)
協賛:有限会社バズコーポレーション、アサヒカルピスビバレッジ株式会社、DESTINATION
後援:鴨川市、鴨川市観光協会、千葉テレビ
協力:NALU、SF1ST、ON THE BOARD

※JPBAの情報は公式サイトをご覧ください。http://www.jpba.org/

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詳細はASPジャパンサイトでもご覧になれます。

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